a  植菌勉強会  


   開催日時      2019年 3月17(日)  

   開催場所    埼玉県熊谷市蓑輪779

   参加者     会員 12名 一日会員 4

   世話人     橋本啓一、福島隆一、村田紀彦、籾山清、栗原晴夫

   指導者     福島隆一、橋本啓一、村田紀彦  

   写真撮影    栗原晴夫、大久保彦

   報告      福島隆一

     


    
  福島会長の挨拶       作業手順の説明(橋本さん)     準備された種菌9種
  
    
  短木栽培用原木制作      梱包フィルム作業            専用ドリルで穴あけ  

   
  接種棒           接種棒で植菌作業              封蠟作業

     
  スチロールでの封       きのこ汁うどんの準備       きのこ汁うどんを食べながら




 栽培に使う原木を集めるのに毎年苦労して来ましたが、今年度は橋本啓一さんが、知り合いの方などからいろいろな樹木を集めて戴きました。また国土交通省の利根川上流河川事務所で行なわれた公募型の河川区域内樹木採取に応募し、13日、4日に橋本啓一さんと村田紀彦さんが、カジノキ【クワ科】を7本伐採して橋本啓一さん宅に運び込み栽培の準備を行いました。私は、何時ものヒラタケ、シロヒラタケ、ムキタケ、ヌメリスギタケ、エノキタケ、ナメコ、白アラゲキクラゲ、キクラゲ、シイタケ等の種菌類を準備しました。また314日にブナのオガクズ30ℓに、米ぬかを15%程度入れた種菌増量培地を2.7NKポットに詰め滅菌し準備をしました。9種類の種菌を適木にサンドイッチ栽培行い、シイタケの駒打ち、大鋸屑接種棒でオガクズ接種などを行い勉強しました。接種菌を保護するための発泡スチロール栓や封蝋作業等も学習しました。また村田さんが準備してくれた種菌を砕く攪拌機も試してみました。午前中に半分程度の作業を終え、昼食後15時ころまで作業を行い、けがをする事もなく無事終了致しました。

昼食について

 今年のきのこ栽培勉強会は、橋本啓一様の作業現場に鍋釜を持ち込み、前日用意したきのこ入りの汁で釜揚げうどんを戴きました。3月中頃の外作業は、それなりに寒さが残っており、熱々の釜揚げうどんは好評でした。うどんの汁は、味を濃い目にしないといけないと考えて作りましたが、今までで一番美味しいきのこ汁でした?という講評を戴き、内心へこんでしまいました。いつものように天然のダシは取りましたが、うどんの汁は、みりんの甘みとしょうゆの塩味をだし汁でハーモニーする事が必要である思い、市販のつゆの素を使っただけなのに‼ 以下はうどん汁のレシュピです。自分で作り再現してみて下さい。

だし関連素材

肉類

野菜・きのこ類

業務用かつお節   2

完熟旨味豚切り落とし2パック

なす      28

大型の煮干し    1

 

サラダ玉葱    5

小エビ     1パック

うどん類

長ネギ     10

岩手県産鳥ガラ   1

半生りつりん印讃岐うどん6

半生讃岐うどん     5

カットぶなしめじ3

玉の光・大吟醸   1

大型生シイタケ(橋本啓一さん原木栽培品)10

ニンベン・つゆの素 2

 

 

  

                                  もどる